こんにちは。このブログを運営している「たか」です。
私は四国遍路を歩き、順打ち・逆打ちを合わせて二周しました。
車で巡るお遍路3日目は、徳島から高知・室戸岬へ向かう大きな移動日です。
「1日で回りきれるのか?」「山道はきつい?」「宿はどこに取るべき?」と不安に感じる方も多い区間ですが、結論から言うと事前にポイントを押さえれば無理なく巡ることができます。
この記事では、車遍路3日目(20番〜26番)の回り方・所要時間・注意点・見どころを、実体験ベースでわかりやすく解説します。
この記事の要約。
- 車遍路3日目は「徳島→高知・室戸岬」へ向かう長距離ルート
- 20番鶴林寺・21番太龍寺は標高約500mの山岳札所で難所
- 総移動距離は約140km、特に23番→24番は約75kmの長距離移動
- 太龍寺はロープウェイ利用も検討(時間・体力の節約)
- 宿泊は室戸エリアに設定すると4日目がスムーズ
車でお遍路 3日目:徳島から高知 室戸岬へ
3日目は、20番から26番札所までを巡るプランです。
総距離は約140kmと長く、移動が多い1日になります。
20番・21番は山間部にある札所で、山道の運転に注意が必要です。
22番を過ぎると景色は一変し、海岸線を走るルートへと入ります。
山と海の両方を楽しめる一方で、自然の厳しさも感じられる、変化に富んだ区間です。
20番から26番のお寺情報

徳島県の札所は23番までで、24番以降は高知県に入ります。

88番までの全寺一覧は、こちらの記事にまとめています。
寺一覧と全ルート
3日目のポイント:険しい山道と長距離移動
20番鶴林寺と21番太龍寺は、ともに標高約500mに位置する山寺です。
20番から21番へは一度下ってから再び登るルートとなるため、総標高差は約1000mにもなり、難所として知られています。
21番太龍寺へのアクセス方法
21番太龍寺へは、大きく分けて2つのアクセス方法があります。
1つ目は車で行く方法です。
駐車場までは車で行けますが、そこから約200mの山道を登る必要があります。
山歩きに慣れている方であれば問題ありませんが、体力や天候によっては注意が必要です。
2つ目はロープウェイを利用する方法です。
道の駅「鷲の里」から乗車でき、体力に不安がある方にはこちらがおすすめです。
料金は往復2,600円。所要時間は約10分です。
運行時間は8:00〜16:40で、20分間隔(毎時0分・20分・40分)で運行しています。
スムーズに参拝したい方や、景色を楽しみたい方はロープウェイの利用も検討してみてください。
太龍寺ロープウェイの運行状況はこちらの公式サイトで確認できます。
23番から24番は長距離移動
24番最御崎寺までは約75kmと距離があり、車でも2時間弱かかります。
室戸岬周辺にはガソリンスタンドもあるため、長距離移動でも安心して走行できます。
徳島市街地からスタートする場合は、この日の宿泊を室戸エリアに設定しておくと、無理のない行程になります。
3日目の見どころ:太平洋の絶景

この日の最大の見どころは、雄大に広がる太平洋の景色です。
険しい山道を越えた先に現れる海は、ひときわ感慨深いものがあります。
室戸エリアならではの、海と山が織りなすダイナミックな景観も魅力です。
特に朝焼けの時間帯は、空と海が金色に染まり、思わず見入ってしまうような美しさが広がります。

おすすめスポット:御厨人窟(みくろど)
御厨人窟(みくろど)は、高知県室戸市・室戸岬にある、弘法大師ゆかりの海蝕洞です。
平安時代、この地は弘法大師が修行を行った場所と伝えられています。
その最中、明星が口に飛び込み、悟りを開いたという伝説も残されています。
ここから見える空と海の景色から「空海」という法名を得たともいわれています。
また、「日本の音風景100選」にも選ばれており、波音が響く神秘的な空間が魅力です。
かつては落石の危険から入洞が制限されていましたが、現在は安全対策が施され、再び中に入ることができるようになっています。

道の駅情報:徳島南部から高知 室戸岬
遍路道からアクセスしやすい道の駅をまとめました。
道の駅 わじき


| 駐車場 | 約20台 |
| 最寄り寺 | 22番 平等寺 |
| 設備 | Wi-Fi |
| 位置情報 | MAP |
| おすすめ | ★★★☆☆(3/5点) |
国道195号線沿いにあり、21番と22番の中間地点に位置しているため、アクセスしやすい立地です。
道の駅 ししくい


| 駐車場 | 約30台 |
| 最寄り寺 | 23, 24番 |
| 設備 | Wi-Fi、温泉 |
| 位置情報 | MAP |
| おすすめ | ★★★★★(5/5点) |
23番と24番の中間地点に位置しています。
温泉(800円)が利用できるのも嬉しいポイントです。
道の駅 東洋町


| 駐車場 | 約160台 |
| 最寄り寺 | 23, 24番 |
| 設備 | Wi-Fi、シャワー |
| 位置情報 | MAP |
| おすすめ | ★★★★★(5/5点) |
目の前には海が広がり、開放感のあるロケーションが魅力です。食事も評判で、特にマグロ定食は絶品。
道の駅 キラメッセ室戸


| 駐車場 | 約80台 |
| 最寄り寺 | 26番 金剛頂寺 |
| 設備 | – |
| 位置情報 | MAP |
| おすすめ | ★★★★☆(4/5点) |
26番金剛頂寺の麓に位置しており、参拝前後の立ち寄りスポットとして利用しやすい場所です。
おすすめ宿泊施設:室戸岬
民宿 室戸荘
室戸岬エリアにある、アットホームな雰囲気の民宿です。
海に近い立地で、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
食事は地元の海の幸を中心とした内容で、ボリュームもあり満足度が高いのが特徴です。
24番最御崎寺にもアクセスしやすく、3日目の宿泊拠点として利用しやすい宿です。
徳島エリアでよくある失敗例
太龍寺はロープウェイを使えばよかった
駐車場から本堂までは急な登りが続くため、特に以下の条件では負担が大きくなります。
- 夏の暑い時期
- 雨などの悪天候時
- 冬の凍結時期
無理をせず、ロープウェイの利用も検討しましょう。
太龍寺ロープウェイの時間に間に合わなかった
事前に運行時間を確認していないと、乗れずに予定が崩れてしまうことがあります。
- 運行時間は8:00〜16:40
- 発着は20分間隔(毎時0分・20分・40分発)
- 乗車時間は約10分
- 最終便は16:40発
参拝時間も考慮すると、遅くとも16:00発には乗っておくと安心です。
よくあるFAQ
- Q鶴林寺と太龍寺は車でも行けますか?
- A
どちらも車でアクセス可能です。
ただし山道が続くため、運転に不安がある方は注意が必要です。
- Q太龍寺はロープウェイを使うべきですか?
- A
体力や時間に余裕がない場合は、ロープウェイの利用がおすすめです。
駐車場から本堂までは急な登りがあるため、特に夏場や悪天候時は負担が大きくなります。
- Q太龍寺ロープウェイの運行時間は?
- A
運行時間は8:00〜16:40で、20分間隔(毎時0分・20分・40分)です。
最終便に間に合わないと利用できないため、遅くとも16:00頃までの乗車を目安にしましょう。
- Q23番から24番までの移動はどれくらい大変ですか?
- A
約75kmの距離があり、車でも約2時間かかります。
この区間が3日目の中で最も時間を使うポイントです。
- Qガソリンスタンドはありますか?
- A
室戸岬周辺にはガソリンスタンドがあります。
- Q宿泊はどこがおすすめですか?
- A
3日目は室戸エリアでの宿泊がおすすめです。
24番最御崎寺・25番津照寺・26番金剛頂寺へのアクセスが良く、4日目の行程もスムーズになります。
- Q見どころはどこですか?
- A
最大の見どころは、室戸岬へ向かう海岸線の景色です。
山道を越えた先に広がる太平洋は、3日目ならではの魅力です。
まとめ
車で巡るお遍路3日目(20番〜26番)は、移動距離が長く、山道と海沿いの両方を走る変化の大きい1日です。
特に20番鶴林寺と21番太龍寺は標高が高く、運転・参拝ともに負担がかかりやすい難所となります。無理をせず、ロープウェイの利用や早めの行動を意識することが重要です。
また、23番薬王寺から24番最御崎寺までは約75kmの長距離移動となるため、時間配分とガソリン管理にも注意が必要です。
一方で、室戸岬へ向かう海岸線のルートでは、太平洋のダイナミックな景色を楽しめるのもこの日の魅力。山を越えた先に広がる海の景色は、お遍路の中でも印象に残るポイントです。
宿泊は室戸エリアに設定すると、無理のない行程で4日目につなげることができます。
安全運転を心がけながら、景色と巡礼の両方を楽しんでください。
関連記事
車でお遍路2日目|焼山寺〜19番の距離・時間・回り方をまとめました。
車でお遍路2日目 徳島12~19番札所
車でお遍路4日目|高知27番~34番札所モデルコース・所要時間・宿情報をまとめました。
車でお遍路4日目 高知27~34番札所
車でお遍路10日間のモデルコース・費用・ルート・注意点をまとめた記事です。
車でお遍路プラン








