車でお遍路プラン

車でお遍路10日間モデルコース|費用・ルート・注意点まとめ

「車でお遍路って何日かかる?」
「10日で回れるの?」

こんにちは。このブログを運営している「たか」です。
私は四国八十八カ所のお遍路を歩いて巡り、順打ちと逆打ちを合わせて二周しました。

結論から言うと、車なら10日で四国八十八ヶ所を巡ることは可能です。
ただし、ルート設計と時間管理が重要になります。

この記事では、車で四国八十八か所を10日間で回るプランを紹介します。

記事の要約
・日程:10日
・距離:約1,200km
・費用:約18万円
・1日の参拝目安:約10ヶ所
・所要時間:1日10〜12時間(移動+参拝)
・難易度:初心者でも可能(車なら比較的回りやすい)

車でお遍路:効率よく回るために知っておきたいこと

納経所の受付時間は基本的に8:00〜17:00

納経所の受付時間は基本的に8:00〜17:00の9時間です。この時間帯以外は御朱印をいただくことができないため、スケジュールを組む際は最優先で意識しましょう。

効率よく回るコツは、寺間の移動距離が長い区間を、納経所が閉まっている時間帯にあてることです。朝夕の時間をうまく使うことで、日中の参拝時間を有効に活用できます。

車でお遍路:効率よく回るコツ|朝夕の時間をうまく使うことで、日中の参拝時間を有効に活用をイラストで直感的に分かるように説明

参拝時間は余裕をもって約30分を目安

四国八十八ヶ所の各寺院には、本堂と大師堂があり、どちらも参拝するのが基本です。しっかり参拝する場合、1寺あたりの滞在時間は約30分を目安にしておくと安心です。

これらを踏まえると、移動時間と参拝時間を含めた1日の参拝数は、無理のない範囲で10か所前後を上限に考えるのが現実的です。

お寺での参拝方法についてはこちらの記事でまとめました。
四国遍路の参拝方法を徹底解説|順番・作法・NG行動まとめ

繁忙期は時間が掛かることも

また、ゴールデンウィークやお盆などの繁忙期は、団体ツアーと重なり、納経所で待ち時間が発生することもあります。時間には余裕を持って行動しましょう。

事前準備:初心者が最低限そろえたい装備

お遍路を始めるにあたって、初心者が最低限そろえておきたい持ち物は以下の通りです。

お遍路を始めるにあたって、初心者が最低限そろえておきたい持ち物|イラストで分かりやすく解説

詳しくはこちらの記事でまとめています。
お遍路とは?初心者向けお遍路ガイド【はじめての四国巡礼】

基本的に、参拝に必要なアイテムは第1番札所の霊山寺で一通り揃えることができます。

また、他の札所でも必要な用品は販売されているため、最初からすべてを揃える必要はありません。必要に応じて、巡りながら買い足していく形でも問題ありません。

雨への備え

傘は必須です。

特に山寺で大雨にあうと、靴が完全に濡れてしまうことがあります。替えの靴下や、靴を乾かすための新聞紙を用意しておくと安心です。

予算(10日間の目安)

・宿泊費:約70,000円(7,000円×10泊)
・飲食代:約40,000円(4,000円×10日)
・納経代:約46,000円(納経料500円×88か所+納経帳2,000円)
・参拝グッズ:約10,000円
・ガソリン代:約13,000円(約1,200km/15km/L・160円/L想定)
・駐車場代:約5,000円

合計:約184,000円

※現地までの交通費は含みません。

車でお遍路:10日間プラン予算内訳を円グラフで視覚的に説明

徳島編:車で10日間!お遍路プラン

車で10日間!お遍路プラン:徳島編|縦軸に標高m、横軸に距離km、寺をプロットした地図に日程の帯を追加した完全オリジナル

徳島県には第1番から第23番までの札所があり、全体の移動距離はおよそ230kmです。車であれば、効率よく回ることで2〜3日ほどで巡礼することができます。

徳島は札所同士の距離が比較的近く、エリアごとにまとまっているのが特徴です。そのため、1日で複数の寺を一気に巡ることができ、計画次第でスムーズに進められます。

徳島県を3日間で回る具体的なルートと注意点は、以下の記事で詳しく解説しています。

車でお遍路1日目 徳島1~11番札所

車でお遍路2日目 徳島12~19番札所

車でお遍路3日目 徳島・高知20~26番札所

高知編:車で10日間!お遍路プラン

車で10日間!お遍路プラン:高知編|縦軸に標高m、横軸に距離km、寺をプロットした地図に日程の帯を追加した完全オリジナル

高知県には第24番から第39番までの札所があり、全体の移動距離はおよそ390kmと長めです。車であれば、効率よく回ることで2〜3日ほどで巡礼することができます。

ただし、高知は札所同士の距離が離れている区間が多く、移動時間が長くなりやすいのが特徴です。計画を立てる際は、参拝時間だけでなく移動時間もしっかり考慮しておくと安心です。

特に、第38番札所の金剛福寺は足摺岬に位置しており、アクセスに時間がかかるエリアです。ゴールデンウィークやお盆などの繁忙期には交通規制が行われることがあり、道幅や駐車場も限られているため、観光客の増加とあわせて参拝に時間がかかる可能性があります。

高知県を3日間で回る具体的なルートと注意点は、以下の記事で詳しく解説しています。

車でお遍路4日目 高知27~34番札所

車でお遍路5日目 高知・愛媛35~40番札所

愛媛編:車で10日間!お遍路プラン

車で10日間!お遍路プラン:愛媛編|縦軸に標高m、横軸に距離km、寺をプロットした地図に日程の帯を追加した完全オリジナル

愛媛県には第40番から第65番までの札所があり、全体の移動距離はおよそ360kmです。車であれば、効率よく回ることで3〜4日ほどで巡礼することができます。

愛媛は、札所同士の距離が長い区間と、比較的まとまって巡れる区間が混在しているのが特徴です。日ごとのルートをうまく組むことで、無理なく効率的に進められます。

特に、第44番札所の大寶寺や、第45番札所の岩屋寺は山深い場所に位置しているため、天候や道路状況に注意して巡りましょう。

宿泊は松山市周辺がおすすめで、飲食店や宿の選択肢も多く、拠点として利用しやすいエリアです。

愛媛県を3日間で回る具体的なルートと注意点は、以下の記事で詳しく解説しています。

車でお遍路6日目 愛媛41~50番札所

車でお遍路7日目 愛媛51~59番札所

車でお遍路8日目 愛媛・香川60~70番札所

香川編:車で10日間!お遍路プラン

車で10日間!お遍路プラン:香川編|縦軸に標高m、横軸に距離km、寺をプロットした地図に日程の帯を追加した完全オリジナル

香川県には第66番から第88番までの札所があり、全体の移動距離はおよそ150kmです。車であれば、効率よく回ることで2〜3日ほどで巡礼することができます。

香川は距離自体は短いものの、札所同士が密集しているのが特徴です。1日に多くのお寺を巡るスケジュールになりやすく、体力的にも慌ただしく感じる場面がありますが、結願に向けてのラストスパートとして計画的に進めましょう。

中でも、第75番札所の善通寺は、空海の生誕地として知られています。宿坊もあり、お遍路の締めくくりにふさわしい滞在先としておすすめです。

香川県を3日間で回る具体的なルートと注意点は、以下の記事で詳しく解説しています。

車でお遍路9日目 香川71~83番札所

注意事項

時間には余裕を持って行動しましょう。
団体の参拝客と重なると、納経や参拝に時間がかかることがあります。

予定どおりに進まないこともありますが、「間に合わなければ翌日に回そう」くらいの気持ちでいると、無理なく安全に巡ることができます。

また、雨の日は足元が滑りやすくなるうえ、移動にも時間がかかりやすくなります。天候の変化には十分注意しましょう。

冬場は山間部を中心に雪や路面凍結の可能性もあるため、事前の天気確認と装備の準備が重要です。

よくあるFAQ

Q
1番から順番に回らないといけませんか?
A

いいえ、必ずしも順番通りに巡る必要はありません。

最短・効率を重視する場合は、ルートを工夫することで1〜2日ほど短縮することも可能です。自分のスケジュールや移動手段に合わせて、無理のないルートを選びましょう。

Q
1度で回らないといけませんか?
A

いいえ、必ずしも一度で巡る必要はありません。

一度で全て回るスタイルは「通し打ち」、複数回に分けて巡るスタイルは「区切り打ち」と呼ばれます。どちらも正式なお遍路の巡り方なので、自分のスケジュールや体力に合わせて無理のない方法を選びましょう。

Q
季節はいつがいいですか?
A

春や秋がおすすめです。気候が穏やかで巡りやすく、無理なくお遍路を進めることができます。

一方、冬は山間部を中心に路面の凍結や積雪の可能性があるため注意が必要です。

また、ゴールデンウィークやお盆などの繁忙期は混雑しやすく、参拝や移動に時間がかかることがあります。

さらに、台風シーズンも注意が必要です。四国は台風の影響を受けやすく、雨風が非常に強くなることがあるため、事前に天気を確認し、無理のない計画を立てましょう。

Q
足が弱くても回ることができますか?
A

はい、日常生活に支障がなければ十分可能です。

お寺によっては急な坂や階段がある場所もあるため、杖の使用や、歩きやすい靴での準備をしておくと安心です。

Q
車中泊はできますか?
A

はい、可能です。四国各地には道の駅が点在しており、車中泊をしながら巡ることもできます。

まとめ

車でのお遍路は、計画次第で10日間でも十分に巡ることが可能です。

ポイントは以下の3つです。

  • 納経所の時間(8:00〜17:00)を最優先に動く
  • 長距離移動は朝夕に回す
  • 1日の参拝は10ヶ所を目安にする

無理のないスケジュールを組み、「間に合わなければ翌日に回す」くらいの余裕を持つことが、安全で快適なお遍路につながります。

これからお遍路を始める方は、ぜひ本記事のプランを参考にしてみてください。

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tak

こんにちは。「たか」です。
当サイトを運営しています。

私はこれまで、四国八十八ヶ所お遍路を歩きで順打ち・逆打ちあわせて2周しています。
いずれも区切り打ちで、春・夏・秋・冬と、すべての季節を実際に歩いて経験しました。

このサイトでは、これから歩き遍路に挑戦したい方に向けて、ルート・装備・体力面・注意点などを、実体験ベースで分かりやすく解説しています。

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