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71番 弥谷寺

寺情報

弥谷寺の基本情報

71番 弥谷寺の本堂への階段

御朱印

弥谷寺の御朱印(開創1200年記念スタンプ入り)
  • 御影
  • 開創1200年記念
弥谷寺の御影
弥谷寺の御影(開創1200年記念)

基本情報

本尊千手観世音菩薩
標高200m
位置情報MAP

宿泊施設

宿坊なし
通夜堂なし

歴史・見どころ

弥谷寺は、聖武天皇の勅願により行基菩薩が創建したと伝わる古刹で、古くから弥谷山の霊山信仰の中心として栄えました。弘法大師ゆかりの獅子之岩屋や磨崖仏が残り、神秘的な雰囲気を感じられる札所です。

注意点

・無料駐車場からは540段の石段を登ります。
・中腹の有料駐車場(500円)なら石段は半分ほどです。

ルートマップ・距離・所要時間

前後の札所へのルートは、タブを切り替えてご覧いただけます。
地図左上のメニューから「Driving Route」を選択すると、車ルートを表示できます。
また、地図右上の全画面表示アイコンをクリックすると、Googleマップで見やすく表示できます。

  • 前の寺から
  • 次の寺へ

前の寺: 70番 本山寺

70番 本山寺の本堂
距離11.3 km
徒歩3時間20分
30分

次の寺: 72番 曼荼羅寺

72番 曼荼羅寺の本堂
距離3.7 km
徒歩1時間
10分

実際に歩いた感想

弥谷寺は本山寺の北へ約11kmに位置します。

国道11号線は分かりやすいルートですが、そのまま進むと遠回りになります。約4km地点にある大きな池と石柱を目印に左へ入り、県道を進むルートが最短です。県道沿いは住宅街や田畑が広がるのどかな遍路道になります。

なお、県道へ入るとコンビニや飲食店は少なくなるため、補給は国道沿いで済ませておくと安心です。

弥谷寺は標高380mの弥谷山中腹に位置し、境内は標高約200mにあります。短い距離で一気に標高を上げるため勾配は急で、本堂までには約540段の石段が続きます。

平地の札所が続いた後だけに、この登りは想像以上に厳しく感じました。街中に近い寺だからと油断すると、思わぬ遍路ころがしに感じるかもしれません。


弥谷寺の歴史・見どころ

1300年の歴史を持つ古刹

寺宝には天平年間(724年頃)の経典も残されており、少なくとも弘法大師誕生以前から存在していたことが分かっています。

垂直にそびえる岩壁を背にした本堂は、まるで岩山と一体になったかのような威厳があります。

弥谷寺の本堂

摩崖仏と岩窟信仰

弥谷寺最大の見どころは、参道沿いに点在する摩崖仏や岩窟です。

岩壁の隙間から湧き出る岩清水は、枯れることがないとされ、古くから神仏の世界への入口として篤く信仰されてきました。

現在でも、水経木と呼ばれる木札に真言を書いて供え、山から流れ落ちる霊水で清める「お水まつり」の信仰が受け継がれています。

また、参道や岩壁には摩崖仏や経文が刻まれており、古くから修験者たちの修行の場であったことを今に伝えています。霊山・弥谷山に息づく信仰の歴史を感じられる見どころです。

岩壁から湧き出る水場とほこら
岩壁に刻まれた摩崖仏や経文

霊山として信仰された弥谷山

弥谷寺のある弥谷山は、古くから霊山として信仰されたと伝えられています。

古来、人々は山に神仏が宿ると考え、その信仰は後のお遍路文化にもつながったとされています。

540段の石段は決して楽ではありませんが、岩肌に張り付くように建てられたお堂や、山中に点在する摩崖仏など、他の札所では見られない独特の景観が広がります。

私自身も、石段を登りながら「ここは修行の寺なのだ」と実感しました。登り切った時の達成感は、弥谷寺ならではの魅力です。

弥谷寺境内からの眺め

七ヶ所まいり最初の札所

また、弥谷寺は、香川県で行われている「七ヶ所まいり」の最初の札所で有名です。

七ヶ所まいりとは、71番弥谷寺から77番道隆寺までの7つの札所を巡る巡礼で、1日で巡ることもできる香川独自の人気コースです。

大師堂の奥にある「獅子之岩屋」は、幼少期の弘法大師が学問や修行に励んだ場所と伝えられており、若き日の弘法大師の歴史に触れることができる貴重な史跡です。

周辺宿情報

弥谷寺周辺や前後の札所で宿泊を予定している方は、以下の記事をご覧ください。

おすすめ宿|香川70~77番札所
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