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歩き遍路の足の痛み対策

歩き遍路の記録

こんにちは、このブログを運営しているたかです。私は四国遍路を歩きで順打ち・逆打ち合わせて二周しました。

私も最初の歩き遍路では二日目から足裏が痛くなり、豆や水ぶくれに悩みました。

結論から言うと、歩き遍路の足の痛みは「足の強さ」よりも、次の対策でかなり軽減できました。

・靴紐をしっかり締める
・インソールを見直す
・歩くペースを上げすぎない
・荷物を軽くする
・金剛杖を活用する

この記事では、実際に私が試して効果を感じた足の痛み対策や、逆にやらなかったことを体験ベースで紹介します。これから歩き遍路を始める方や、足の痛みに不安がある方の参考になればと思います。

歩き遍路で足が痛くなった私の体験談

初日は問題なかった

歩き遍路を始めた初日は、昼から歩き始めたこともあり、不安はありませんでした。半日程度歩いたくらいでは足に大きな痛みもなく、「思っていたより歩けそうだな」という感覚でした。

多少の疲労はありましたが、普段のウォーキングの延長くらいに感じていて、足については特に気にしていませんでした。

ただ、今思えばこの時点で油断していたのかもしれません。

二日目の10番札所付近から足裏が痛くなった

異変が出始めたのは二日目でした。

歩行距離が20km近くになった頃、10番札所付近で足の裏に違和感が出始めました。最初は「少し疲れているだけかな」と思っていたのですが、歩くたびに足裏がジワジワ痛みます。

そのうち靴の中で擦れる感覚が強くなり、豆や水ぶくれもでき始めました。

まだ歩けないほどではありませんでしたが、一歩ごとに「あ、痛い」と感じる状態です。

歩くこと自体が苦痛になり、とにかく耐えながら歩いていたのを覚えています。

三日目の雨でさらに悪化

三日目は雨でした。

これがかなりきつかったです。

靴の中は完全に濡れてしまい、長時間歩いているうちに足もふやけてきました。濡れた状態で歩き続けたことで摩擦がさらに増え、皮がめくれてしまいました。

痛みがある状態で濡れた靴を履き続けるのは想像以上につらいです。

足を地面につけるたびにヒリヒリして、普段なら何でもない道がとても長く感じました。

同じ悩みのお遍路さんも多かった

その日の善根宿では、同じように足の痛みに悩んでいるお遍路さんがいました。

「足の裏が痛くて今日はきつかった」
「豆ができて歩くのが大変だった」

そんな話をしていて、自分だけではないんだと感じました。

歩き遍路は精神的なきつさを想像していましたが、実際は足のトラブルで苦しむ人がかなり多い印象でした。

次の区切り打ちで対策したらかなり改善した

次の区切り打ちでは、歩き方や装備を見直しました。

靴紐の締め方、インソール、歩くペース、荷物の重さなど、できることを一つずつ改善しました。

すると足の痛みはかなり軽減しました。

完全に疲れがなくなったわけではありませんが、最初の時のような強い痛みは出ませんでしたし、豆もできませんでした。

今振り返ると、足の強さの問題ではなく、歩き方や装備の問題が大きかったと思っています。

歩き遍路で足が痛くなる原因

最初は「長距離を歩けば足が痛くなるのは当たり前」と思っていました。

しかし次の区切り打ちで装備や歩き方を変えてみると、同じように歩いているのに足への負担がかなり減りました。

振り返ると、単純に距離の問題ではなく、いくつかの原因が重なっていたのだと思います。

靴の中で足が動いていた

歩き遍路で意外と見落としやすいのが、靴の中で足が動いてしまうことです。

普段は靴を脱ぎ履きしやすいように、少しゆるめに靴紐を結んでいる人も多いと思います。私もそのタイプでした。

しかし長時間歩く場合はこれが良くありません。

靴の中で足が前後に少し動くだけでも、何千歩、何万歩と繰り返されるうちに摩擦が大きくなります。

最初は違和感程度でも、その摩擦が積み重なって豆や水ぶくれにつながります。

もし歩いていて「靴の中で足が滑る感じがする」「下り坂でつま先が当たる」と感じたら要注意です。

アスファルトの衝撃が想像以上に大きい

歩き遍路は山道が大変なイメージがありましたが、実際に歩いて感じたのは、むしろアスファルトの方が足にきついということでした。

山道は坂が大変ですが、土や落ち葉がクッションの役割をしてくれます。

一方でアスファルトは非常に硬いため、着地するたびに衝撃が足に返ってきます。

最初は気づかなくても、20km、30kmと歩くとその差がかなり大きくなります。

特に街中を長時間歩いた日は、足裏の疲労が強かった印象があります。

長時間歩行で足のアーチが疲労する

足の裏には土踏まずのアーチがあります。

このアーチは歩く時の衝撃を吸収するクッションの役割をしています。

ただ、長時間歩いていると、そのアーチを支えている筋肉も少しずつ疲れてきます。

疲労してくると衝撃を吸収しにくくなり、足裏への負担が増えていきます。

最初は問題なくても、時間が経つほど足が重く感じたり、足裏全体が痛くなったりするのはこの影響も大きいと思います。

荷物の重さが足に負担をかける

荷物の重さも思っていた以上に影響がありました。

最初は「念のため」でいろいろ詰め込んでいました。

着替え、予備品、食料などを入れていくと、気づかないうちにかなりの重さになります。

1kgや2kgくらいなら大したことがないように感じますが、その重さを何万歩も支え続けると話は別です。

背中にかかった重さは、そのまま足にも負担として伝わります。

特に後半になるほど足の疲労感が強くなり、「少しでも軽くすればよかった」と何度も思いました。

私が実際に効果を感じた足の痛み対策8選

次の区切り打ちでは、前回の反省を踏まえて歩き方や装備を見直しました。

劇的な方法があったわけではありません。小さな改善を積み重ねただけです。

ですが結果として、前回のような強い痛みはかなり減り、豆もできませんでした。

実際に効果を感じた対策を紹介します。

① 靴紐はしっかり締める

普段は脱ぎ履きしやすいように、靴紐をゆるくしている人も多いと思います。私もそうでした。

靴の中で足が動く感覚があると、摩擦が増えて豆や水ぶくれの原因になります。

締めすぎず、足が固定されていて指が少し広がる程度がベストでした。

② 足音が鳴らない歩き方を意識する

歩いている時に、自分の足音が「ドスドス」と大きいことに気づきました。

足音が大きい=地面への衝撃が強いサインです。

かかとから接地して、つま先で蹴り出すような滑らかな歩行を意識すると、足への負担が減りました。

③ クッション性の高いインソールを使う

靴に付属しているインソールは、長時間歩行向けではないことがあります。

歩き遍路では衝撃吸収を重視したインソールの方が楽でした。

④ 土踏まずを支える靴下を使う

長時間歩くと、土踏まずを支える筋肉も疲れてきます。

アーチサポート付きの靴下は、足裏の負担軽減に役立ちました。

⑤ ペースを上げすぎず休憩する

疲れていない時ほど、つい歩くペースを上げたくなります。

遍路小屋やお寺に着いたら短時間でも休み、裸足になったり足を冷やしたりすると楽になりました。

⑥ 金剛杖を効果的に使う

金剛杖は足だけに負荷を集中させず、腕にも負担を分散できます。

特に坂道や疲れた後半ほど効果を感じました。

⑦ アスファルトをなるべく避ける

アスファルトは想像以上に衝撃があります。

土の道や落ち葉がある場所の方が、足への負担は小さく感じました。

⑧ 荷物をできるだけ軽くする

荷物が増えるほど、その重さは足にも負担としてかかります。

「念のため」を減らして、少しでも軽くするのがおすすめです。

私がやらなかったこと・おすすめしないこと

テーピングは使わなかった

足のトラブル対策としてテーピングを使う人もいますが、私は使いませんでした。

理由は、靴の中がさらに圧迫されることや、摩擦が増えることが気になったからです。また、傷や水ぶくれに接触して悪化させたくないという不安もありました。

もちろん合う人もいると思いますが、私は足回りの環境を見直す方を優先しました。

足の痛みをかばう歩き方はNG

足が痛いと、無意識に痛くない側へ体重を逃がして歩いてしまいます。

ただ、その歩き方を続けると膝や股関節など別の場所に負担がかかります。

実際、痛みをかばうよりも、歩き方や靴、ペースを見直した方が良いと感じました。

豆や水ぶくれは無理に触らない

豆や水ぶくれができると気になりますが、私はできるだけ触らないようにしていました。

それよりも、靴紐の締め方、靴下、歩き方、歩くペースなど、足回りの環境を見直した方が改善につながりました。

歩き遍路の足の痛みに関するよくある質問

Q
歩き遍路では何日目くらいから足が痛くなりますか?
A

個人差はありますが、私の場合は二日目の20km前後から足裏に違和感が出始めました。普段歩き慣れていない人ほど、数日続けて歩いた時に疲労が出やすい印象があります。

Q
歩き遍路に登山靴とスニーカーならどちらがおすすめですか?
A

歩くルートや荷物の重さによりますが、長距離の舗装路が多いため、クッション性の高いウォーキングシューズやトレイルランニング系を選ぶ人も多いです。

Q
足に豆や水ぶくれができたら潰した方がいいですか?
A

私は無理に触らず、悪化させないことを優先しました。歩き方や靴紐、靴下など原因を見直した方が改善につながりました。

Q
インソールは本当に効果がありますか?
A

私の場合はかなり違いを感じました。特にアスファルト区間が続く日は、衝撃が軽減された感覚がありました。

Q
本番前に練習は必要ですか?
A

できれば10〜15km程度のウォーキングを何回か試しておくのがおすすめです。靴擦れや装備の問題点を事前に確認できます。

まとめ

歩き遍路の足の痛みは、歩き方や足回りの準備でかなり対策できました。

現地で痛くなってから対応するのは大変です。特に通し打ちを予定している方は、靴紐の締め方、歩き方、インソールなどを事前に見直しておくことをおすすめします。

私自身も対策をした次の区切り打ちでは、痛みがかなり軽減し、豆もできませんでした。

歩き遍路は足が資本です。少しの準備が、後半の負担を大きく変えてくれます。

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