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66番 雲辺寺

寺情報

雲辺寺の基本情報

66番 雲辺寺の本堂

御朱印

雲辺寺の御朱印(開創1200年記念スタンプ入り)
  • 御影
  • 開創1200年記念
雲辺寺の御影
雲辺寺の御影(開創1200年記念)

基本情報

本尊千手観世音菩薩
標高911m
位置情報MAP

宿泊施設

宿坊なし
通夜堂あり

歴史・見どころ

雲辺寺は四国八十八ヶ所の中で最も標高が高い札所です。弘法大師が三度この山を訪れ、堂宇の建立や本尊の造立を行ったと伝えられています。古くから「四国高野」と称される修行道場として栄え、清和天皇の勅願寺にもなりました。現在も杉の巨木と雲に包まれた静寂な境内が、山岳霊場ならではの厳かな雰囲気を伝えています。

注意点

・駐車料金:500円(普通車)
・ロープウェイの運賃は往復2200円(片道1200円)

ルートマップ・距離・所要時間

前後の札所へのルートは、タブを切り替えてご覧いただけます。
地図左上のメニューから「Driving Route」を選択すると、車ルートを表示できます。
また、地図右上の全画面表示アイコンをクリックすると、Googleマップで見やすく表示できます。

  • 前の寺から
  • 次の寺へ

前の寺: 65番 三角寺

65番 三角寺の本堂
距離18.1 km
徒歩7時間
30分

次の寺: 67番 大興寺

67番 大興寺の本堂
距離9.4 km
徒歩3時間
50分

実際に歩いた感想

雲辺寺は香川県最初の札所であり、三角寺から東へ約20kmに位置します。標高約911mに建つ、四国八十八ヶ所最高峰の札所として知られています。

雲辺寺へのアクセスは主に4ルートあります。

  • 曼荼峠ルート
  • 境目峠ルート
  • 佐野道ルート
  • ロープウェイ利用

私は曼荼峠ルートを実際に歩いたことがあります。ルートによって難易度は大きく異なるため、自分の体力や旅程に合わせて選ぶのがおすすめです。

道中には遍路道以外の登山道を示す案内板もあるため、よく確認しながら進みましょう。

雲辺寺へのルート比較

ルート特徴
曼荼峠古来の遍路道。難易度は中程度。時期によって草が生い茂ることがある。
境目峠距離はやや長いが勾配が緩やか。登山口はやや分かりづらい。
佐野道最短だが急登が続く。体力が必要。
ロープウェイ約7分で山頂へ。体力に自信がない場合に便利。

三角寺から椿堂へ

三角寺を出ると、まずは東へ向かいます。

標高約500mの三角寺からしばらくは下り基調の道が続きます。山間の曲がりくねった道を約5km進むと、高知自動車道の高架をくぐります。

約6km地点には別格霊場14番札所の椿堂常福寺があります。

弘法大師が椿の杖を地面に突き立てたところ、地域に流行していた病が鎮まったという伝説が残る寺院です。休憩場所としても利用しやすいので、多くのお遍路さんが立ち寄ります。

三角寺から4km地点

三角寺から4km地点の遍路道

椿堂

椿堂

境目峠・曼荼峠ルート

椿堂を過ぎると、金生川沿いの谷間を緩やかに登っていきます。

約10km地点で曼荼峠ルートの入口が現れ、その先に境目峠ルートへの分岐があります。

私は初めての歩き遍路で曼荼峠ルートを利用しました。

実際に歩いてみると、登りは長く続くものの勾配は比較的緩やかで、想像していたほどのきつさは感じませんでした。

ただし、曼荼峠・境目峠ともに時期によっては草が生い茂り、歩きにくくなることがあるため注意が必要です。

登山口手前にある遍路小屋 しんきん庵

遍路小屋 しんきん庵

トイレなし

曼荼峠 遍路道

曼荼峠 遍路道

曼荼峠 遍路道

曼荼峠 遍路道

佐野道ルート

約13km地点には佐野道ルートの入口があります。

周辺には民宿や飲食店があるため、前泊や食事をとりたい方は、こちらのルートを選ぶお遍路さんも多いようです。

一方で、3つの登山ルートの中では距離が最も短い反面、最も急な登りが続きます。

宿泊や食事の予定がなければ、他の2つのルートを選んだ方が歩きやすいでしょう。

雲辺寺へ

3つの登山ルートは標高約660m付近で合流します。

そこからは車道が続き、緩やかに標高を上げていきます。

合流地点から約3kmで、四国八十八ヶ所最高峰の札所・雲辺寺に到着します。

雲辺寺の歴史・見どころ

雲辺寺の仁王門は比較的新しく、近年再建されたものです。
周囲には杉や銀杏の巨木が立ち並び、歴史の重みと四季折々の彩りを感じさせます。

境内には、なすの形をした石碑が所々に見られます。これは「願い事が成す(なす)ように」という願いが込められたもので、雲辺寺ならではのユニークな見どころです。納経所では、なすをモチーフにしたスタンプを押してもらうこともできます。私も納経の際に、さんや袋に押していただきました。

大師堂の前には、「嵯峨天皇勅願」「清和天皇勅願」と刻まれた石碑が建っており、古くから朝廷の信仰を集めてきた格式の高さを感じさせます。

また、境内にはお釈迦様の弟子である五百羅漢像が並んでいます。等身大に近い羅漢像が山内の小道沿いに点在しており、一体ずつ表情や姿が異なるため、歩きながら眺めるのも雲辺寺の楽しみの一つです。

雲辺寺門前と境内の巨木
雲辺寺仁王門は比較的新しい作り
雲辺寺大師堂
雲辺寺の「なすのスタンプ」が押されたさんや袋

周辺宿情報

雲辺寺周辺や前後の札所で宿泊を予定している方は、以下の記事をご覧ください。

おすすめ宿|香川66~68番札所
66番札所・雲辺寺から68番札所・神恵院周辺のおすすめ宿を紹介。歩き遍路・車遍路それぞれに適した宿泊施設を、実際に四国遍路を2周した経験をもとにまとめました。観音寺駅周辺のホテル情報も掲載しています。

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