長尾寺の基本情報

御朱印

- 御影
- 開創1200年記念


歴史・見どころ
長尾寺は奈良時代に行基菩薩が開創したと伝わる古刹です。弘法大師が護摩祈祷を修し、帰国後には『大日経』を供養して真言宗の寺としました。戦乱で焼失後、江戸時代に再興され、現在も正月の「大会陽」で知られています。
注意点
駐車料金:200円
ルートマップ・距離・所要時間
前後の札所へのルートは、タブを切り替えてご覧いただけます。
地図左上のメニューから「Driving Route」を選択すると、車ルートを表示できます。
また、地図右上の全画面表示アイコンをクリックすると、Googleマップで見やすく表示できます。
- 前の寺から
- 次の寺へ
前の寺: 86番 志度寺

| 距離 | 7 km |
| 徒歩 | 2時間 |
| 車 | 15分 |
次の寺: 88番 大窪寺

| 距離 | 15.1 km |
| 徒歩 | 4時間30分 |
| 車 | 40分 |
実際に歩いた感想
長尾寺は志度寺の南へ約7kmに位置します。ほぼ一本道のため迷うことは少ないでしょう。
前半は志度と長尾を隔てる山あいを歩き、4kmほど進むと長尾町の開けた平野部へ出ます。田園風景が広がるのどかな区間で、道中にはうどん店も多く、香川らしい風景を楽しめます。
この区間は結願寺・大窪寺への準備区間でもあります。大窪寺までは約15kmあり、歩くと5時間ほどかかります。長尾寺周辺で食料や飲み物を整えておくと安心です。
私は長尾寺から南へ約2kmの亀鶴公園で野宿しました。広い東屋とトイレがあり、雨をしのぐこともできました。この日は私以外にもお遍路さんが宿泊しており、翌日の結願に向けて話が弾んだことを覚えています。
亀鶴公園 東屋

亀鶴公園

長尾寺の歴史・見どころ
長尾寺は、結願寺・大窪寺の一つ手前に位置する札所です。多くの歩き遍路にとって、結願を目前にした節目の寺となります。
行基と弘法大師ゆかりの古刹
長尾寺の創建は天平11年(739年)、行基菩薩によるものと伝えられています。行基がこの地で霊木を感じ、その木で聖観世音菩薩像を刻んだことが始まりとされています。
その後、弘法大師が入唐前に訪れ、国家安泰と五穀豊穣を願って七夜にわたり護摩祈祷を修法しました。

静御前ゆかりの寺
長尾寺は「静御前得度の寺」としても知られています。
源義経との別れの後、静御前がこの寺で出家したという伝承が残されており、地元では「長尾の観音さん」とともに親しまれています。
新春の伝統行事「大会陽」
弘法大師の祈願に由来するとされる「大会陽」が毎年1月7日に行われます。
厄除けや五穀豊穣を願う行事として、現在も多くの参拝者が訪れます。
明治維新を乗り越えた寺
天正年間の兵火で本堂以外の多くの堂宇が焼失しましたが、江戸時代に高松藩主・松平頼重によって再建されました。
また明治維新後には、本坊が学校や警察、郡役所などの公共施設として利用されるなど、地域とともに歩んできた歴史を持つ寺院です。
周辺宿情報
長尾寺周辺や前後の札所で宿泊を予定している方は、以下の記事をご覧ください。

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