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24番 最御崎寺

寺情報

最御崎寺(ほつみさきじ)の基本情報

24番 最御崎寺本堂

御朱印

最御崎寺の御朱印(開創1200年記念スタンプ入り)
  • 御影
  • 開創1200年記念
最御崎寺の御影
最御崎寺の御影(開創1200年記念)

基本情報

本尊虚空蔵菩薩
標高160m
位置情報MAP

宿泊施設

宿坊あり
通夜堂なし

歴史・見どころ

最御崎寺は弘法大師が青年時代に虚空蔵求聞持法を修し、帰朝後に開創した土佐最初の霊場。室戸岬で金剛頂寺と東西に対峙し、「東寺」とも呼ばれ、空海悟りの原点として知られる。

注意点

・薬王寺から最御崎寺までは約75km。歩き遍路では3日以上かかります。
・室戸岬から最御崎寺までは約150mの登りがあります。

ルートマップ・距離・所要時間

前後の札所へのルートは、タブを切り替えてご覧いただけます。
地図左上のメニューから「Driving Route」を選択すると、車ルートを表示できます。
また、地図右上の全画面表示アイコンをクリックすると、Googleマップで見やすく表示できます。

  • 前の寺から
  • 次の寺へ

前の寺: 23番 薬王寺

23番 薬王寺本堂
距離75.4 km
徒歩22時間
2時間

次の寺: 25番 津照寺

25番 津照寺山門への階段
距離6.5 km
徒歩1時間50分
15分

実際に歩いた感想

薬王寺〜最御崎寺は歩き遍路最大級のロングルート

薬王寺から最御崎寺までは約75kmあり、歩き遍路では3日以上かかるロングルートです。海岸線が続く景色の良い遍路道ですが、補給地点が限られ、長距離を歩き続けるため体力だけでなく精神的にも負担の大きい区間です。

「本当に歩き切れるだろうか」と不安に感じる方も多いと思います。私も出発前は同じ気持ちでした。しかし、補給地点や宿泊地をあらかじめ把握しておけば、無理なく歩くことができます。

私が歩いたスケジュール

私が実際に歩いたスケジュールです。宿泊地や休憩地点を決める際の参考にしてください。

薬王寺から最御崎寺 1日目(39km)
  • 5:30
    白浜休憩所(野宿)

    朝食、出発
    区間距離:5km

  • 8:30
    23番 薬王寺

    参拝
    区間距離:15km

  • 12:30
    牟岐

    昼飯
    区間距離:19km

  • 18:00
    宍喰

    宍喰温泉、夕食、野宿

薬王寺から最御崎寺 2-3日目(41km)
  • 5:30
    宍喰(野宿)

    朝食、出発
    区間距離:23km

  • 13:30
    佐喜浜

    昼食、食料の買い出し
    区間距離:18km

  • 18:00
    室戸岬

    史跡見学(御厨人窟)、野宿

  • 翌8:00
    24番 最御崎寺

    参拝

0〜15km 牟岐

薬王寺を出ると、国道55号を南へ進みます。最御崎寺まで基本的に国道55号を歩くことになるため、道に迷う心配はほとんどありません。

約15km歩くと牟岐に到着します。コンビニや飲食店、宿泊施設があり、最初の補給・休憩地点として利用しやすいエリアです。

15〜38km 海陽町・宍喰・東洋町

さらに進むと27km地点の海陽町に到着します。ここにもコンビニや宿泊施設があり、1日目の宿泊地として選ぶ歩き遍路も多いでしょう。

34km地点の宍喰では、道の駅「宍喰温泉」で日帰り入浴が利用できます。私はここで天然温泉に入り、長時間歩いた疲れを癒やしました。宍喰温泉の近くには遍路小屋があり、野宿も可能です。私は、近くの公園で野宿をしました。

宍喰を過ぎると徳島県から高知県へ入り、薬王寺から最御崎寺までのちょうど中間地点となります。

38km地点には道の駅「東洋町」があります。遍路道沿いにあり、食事や休憩を兼ねて立ち寄りやすいスポットです。東洋町で食べたマグロの刺身はボリューム満点で、長距離を歩く歩き遍路のエネルギー補給にぴったりでした。

宍喰の公園で野宿

公園の芝生の上でテントを設営

中間地点の県境

遍路道で徳島県から高知県の県境を示す標識

道の駅 東洋町で休憩

ボリューム満点のマグロの刺身

38〜57km 佐喜浜

57km地点の佐喜浜は、歩き遍路にとって非常に重要な補給地点です。

この先、コンビニエンスストア「モンマートむろと」を過ぎると、25番札所・津照寺のある室戸市街地まで約30kmにわたり、コンビニやスーパーはありません。

特に、室戸岬で野宿を予定している方は、ここで食料を2〜3食分購入しておくことをおすすめします。

私は佐喜浜に13時頃到着し、買い出しを済ませた後、「みかど食堂」で昼食をいただきました。遍路道沿いにある人気の食堂で、多くの歩き遍路が立ち寄るお店です。

40km地点:東詰休憩所で休憩

東屋でバックパックを下ろして休憩中の私

国道55号線:寺の距離を示す標識

国道55号線沿いの案内板:薬王寺まで49km、最御崎寺まで29kmを示す

佐喜浜までの遍路道

国道55号線:果てまで続く海岸沿いの遍路道

佐喜浜 みかど食堂

佐喜浜の遍路道沿いにある「みかど食堂」

57〜75km 室戸岬

私が室戸岬に到着したのは、薬王寺から歩き始めて2日目の18時頃でした。

納経所は17時で閉まるため、この日は最御崎寺へ参拝せず、室戸岬の広場で野宿して翌朝に参拝することにしました。

まだ日没まで時間があったので、室戸岬周辺の史跡を散策しました。室戸岬には最御崎寺だけでなく、弘法大師ゆかりの御厨人窟(みくろど)や中岡慎太郎像などの見どころが点在しています。時間に余裕があれば、あわせて立ち寄ってみるのがおすすめです。

室戸岬へ続く遍路道

室戸岬へ続く遍路道。海沿いに岩場が広がる風景

室戸岬(石標)

室戸岬(石標)と歩き遍路姿の私

御厨人窟(みくろど)

御厨人窟の前に立つ歩き遍路姿の私

室戸岬:中岡慎太郎像

中岡慎太郎像の前に立つ歩き遍路姿の私

室戸岬で野宿

室戸岬の広場でテントを設営して野宿

最御崎寺手前の登りに注意

最御崎寺は標高約160mに位置しており、室戸岬からは約150mの登りがあります。室戸岬に到着してもすぐに参拝できるわけではないため、納経所の受付時間には余裕を持って到着するよう計画を立てましょう。

標高160mの最御崎寺から見下ろす室戸市街地と太平洋

日差し対策は必須

私が歩いたのは5月上旬でしたが、海岸線は日差しを遮る場所が少なく、想像以上に暑さを感じました。菅笠のおかげで直射日光を防ぐことができたため、帽子や日よけ対策は必須だと感じました。

室戸へ向かう途中で休憩中の私

薬王寺〜最御崎寺の補給ポイント一覧

薬王寺から最御崎寺までの主な補給ポイントを一覧にまとめました。コンビニや飲食店、宿泊施設の位置を事前に確認し、無理のない歩行計画を立てましょう。

地点薬王寺からの距離コンビニ飲食店宿野宿
牟岐約15km
海陽町約27km
宍喰約34km
東洋町約38km
佐喜浜約57km
室戸岬約75km

周辺宿情報

最御崎寺周辺や前後の札所で宿泊を予定している方は、以下の記事をご覧ください。

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