横峰寺の基本情報

御朱印

- 御影
- 開創1200年記念


歴史・見どころ
横峰寺は、役行者が石鎚山で修行したことに始まると伝わる山岳霊場です。弘法大師も修法を行い、霊場として整えました。標高750mの山中に佇む境内は、四国遍路の難所としても知られています。
注意点
有料道路(通行料2,000円)は冬季通行止めとなります。また、駐車場から境内までは約20分の登り道があります。
ルートマップ・距離・所要時間
前後の札所へのルートは、タブを切り替えてご覧いただけます。
地図左上のメニューから「Driving Route」を選択すると、車ルートを表示できます。
また、地図右上の全画面表示アイコンをクリックすると、Googleマップで見やすく表示できます。
- 前の寺から
- 次の寺へ
前の寺: 59番 国分寺

| 距離 | 27 km |
| 徒歩 | 10時間 |
| 車 | 1時間30分 |
次の寺: 61番 香園寺

| 距離 | 9.6 km |
| 徒歩 | 3時間 |
| 車 | 35分 |
実際に歩いた感想
横峰寺は標高約750mに位置する、愛媛県屈指の難易度の高い遍路ころがしです。
国分寺からは約30km離れているため、伊予三芳駅や壬生川駅周辺で前泊し、早朝に出発すると余裕を持って参拝できます。
国分寺から湯ノ浦温泉へ
国分寺を出たら、まずは湯ノ浦温泉を目指します。
国道196号線沿いにある道の駅は休憩や食事に便利です。
注意点は、道の駅を過ぎた先で国道を外れて右側の小道へ入る必要があります。そのまま国道を進むと遠回りになるため注意しましょう。

光明寺と中山川までの道
JR予讃線の踏切を越えた約10km地点には、善根宿で知られる光明寺があります。二段ベットのドミトリータイプでコンセントも使わせて貰えます。私も2度目の歩き遍路の際に利用させていただきました。
光明寺から先は県道150号線・151号線を南へ進みます。住宅地や田園地帯が続き、正面には石鎚山系の山並みが広がります。
「明日はあの山を登るのか」
そんなことを考えながら歩いたことを覚えています。
真冬に歩いたこの日は風が非常に強く、遮るもののない田園地帯では体温が奪われる厳しい道のりでした。


横峰寺へ向かう前の補給ポイント
中山川を渡ると、コンビニやスーパーはほとんどありません。
そのため、中山川を渡る前に飲み物や行動食を準備しておくことをおすすめします。
私は初回の歩き遍路では、川を渡った先にあるホテルしこくやに宿泊しました。
翌朝7時に出発し、10時30分頃には横峰寺へ到着できたため、前泊地として利用しやすい宿でした。

横峰寺への登山道
中山川を渡ると、いよいよ横峰寺への登りが始まります。
まずは妙谷川沿いを南へ進み、標高約300m付近にある登山口を目指します。登山口までは車道が続きますが、進むにつれて周囲の山々が次第に迫り、これから本格的な山岳遍路が始まることを感じさせる区間です。
登山口には大きな遍路小屋があります。立派な公衆トイレも併設されており、山道に入る前の休憩地点として便利です。
ただし、私が2度目に訪れた際は大きな蜂の巣ができていたため、利用前に周囲を確認した方が良いでしょう。


雪の横峰寺
登山道はよく整備されていますが、ひたすら登りが続きます。
道中には、「南無大師遍照金剛」と書かれた赤い旗が時折立っており、この道が遍路道であることを教えてくれます。
まっすぐ伸びた杉や檜の林の中を縫うように登り続け、私の足では約1時間30分かかりました。
横峰寺へ近づくにつれて雪が降り始め、景色は変わっていきます。
遠くから鐘の音が聞こえてきた時は、
「もうすぐ着く」
と安堵したことを覚えています。




山上の札所・横峰寺
横峰寺は、空海が24歳の頃に修行したと伝わる寺院です。実際に歩いてみると、その伝承にふさわしい厳しい道のりでした。
私が境内に着く頃には雪が5cm程積もり、手水鉢も完全に凍りついていました。それでも境内には数名の参拝客の姿があり、この山深い寺を目指して登ってくる人が絶えないことに驚かされます。
納経所ではストーブが焚かれており、冷え切った身体を温めることができました。さらに温かい生姜湯のお接待までいただき、厳しい登りの後だっただけに、そのありがたさが身に染みました。


周辺宿情報
横峰寺周辺や前後の札所で宿泊を予定している方は、以下の記事をご覧ください。

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